最近はかわいいお姉ちゃんを主人公広げられるかはわからないが、猪、鹿ときているので最後は熊までいってもらいたい(いやそれはさすがに)。
今期スタートで唯一見ているアニメの原作であるが、前から評判が高いのは聞いていたところ。その期待に違わず面白い。今まであまり使われてこなかった時代設定や、先に書いたHowTo要素をアイヌの文化、知恵といったもので含んでいること、実在の人物などをifを用いて作品のピースとして取り込んだり、またシビアになりそうな展開の中に適度にコメディを挟んでいる辺りが面白さになっているのだろうか。3巻まで購入したけれど以降も読んでみよう。
クマJrは表紙を見て「ピングー」と言っておりました。実に正しい図形認識力が育っていると言って良いでしょう。
時間とは一体なんなのか?その謎に本書は答えてくれる…といいのだが。時間と空間が同列に扱えるといった辺りは何となく納得ができてまたエキサイティングであったが、最後は突き詰めていくと時間も空間も、それらではない何者かに行き着くらしい、という話のようだ。
絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)
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更科 功 NHK出版 2018-01-08
人類は我々だけでなく実に多様な種族が存在した。その中で今でも生き残っているのはなぜ我々だけなのか?丁度NHKスペシャルで人類誕生の話をやっていたところなので読んでみた。
人類の歴史というと、何となくチンパンジーから分かれた辺りから現在まで分岐なく一直線で来ていて、我々以外に道具など用いた文化を持った生物はいないような感覚にとらわれてしまうのだが、有名なネアンデルタール人をはじめ、実にわずか数万年前まで別の種が存在し、彼らもまた文化を持ち合わせていた、考えてみると確かに当然の帰結となる結果なのだが、何とも不思議な感覚に捕らわれてしまうのだ。
こちらはアジアにおける原人に関するレポートであるが、ここんところのほんの僅か数年の間に重要な発見が相次いでいるのが見て取れる。