午後

 昨日の肩凝りがひどかったのでマッサージに。
「随分凝ってますね~」
「ちょっとパソコンいじっていて…」
「年末に向けて仕事が立て込んできますからね~」
 まさか趣味でいじっていたとは言えなかった…。

お昼

 るぅ嬢がトレーニングに行ったので帰りにお昼用食材を買ってくるように頼んでおいたのだが、目当てが見つからなかったようだ。
 なので冷蔵庫にあったきのこできのこパスタ。
 にんにくとバターと茹で汁で味付けただけ。他に何を加えればお店の味になるのだろうか?

今日から日本シリーズ

 成瀬が一発病発病でやばいと思ったが勝利。
 正直今日負けたら4連敗を覚悟しなければいけない所であった。
 問題は明日の先発、当然2戦目の先発が7戦目にも出る事になる。成瀬の次に価値が計算できる投手は?
 CSではマーフィーだったがいずれも打たれているだけあるし、ここは調子を上げてきた渡辺俊介か?

明日から紅葉見物

 …のはずだったのだが。
 台風が来るのでは中止にせざるを得ない。
 せっかく温泉旅館の予約もしていたのに…、るぅ嬢にキャンセル電話を入れてもらった。どうやら電話の向こうはキャンセル続出の様で(当たり前か)
 オット、携帯で予約したスペーシアの座席も取り消さなければ。
 …既に本日の受け付けは終わっていた。仕方ない、明日するか。

横浜売却、本拠地移転が決裂要因

 やはり移転話があったのか…。 昨日はああ言ったが、やはり今書かねばなるまい。
 今回の件を機会に改めてプロ野球のフランチャイズ制について考えてみたい。
 1980年まで、日本においてほぼ唯一の団体プロスポーツであったプロ野球には、当時フランチャイズの概念はあって無きものと言って良かっただろう。
 象徴的な事態が1979年に起きた、ライオンズの福岡からの移転だろう。当時プロ野球があった都市は東京.名古屋.関西圏(大阪.兵庫).広島.そして福岡とごく限られた地域であった。そのわずかなプロ球団保有都市である福岡から球団がなくなったのである。
 当時、プロ野球はファンの為のものというより、新聞の拡張の材料であったり、遊園地と同様鉄道会社が旅客を運ぶ為のものであり、食品会社の広告媒体であったのである。
 状況が変わってきたのは1980年代後半からである。
 それはひとつに1989年のホークス福岡移転に始まるパリーグのフランチャイズ拡散、次いで1993年の明確にフランチャイズ制を打ち出したJリーグの発足であろう。日本人選手のメジャー進出も挙げていいかも知れない。
 無論フランチャイズというのはただ本拠地をある都市に置けば良い、というものではない。そこには球団と都市、そしてファンがお互いを支え合う構造を持ってこそのフランチャイズである。そして、地域密着を実現する為各球団並々ならぬ努力をしてきたのである。<%= fn 'この流れの逆を行く球団もあった。2004年の合併騒動がその結果ある。'.'*' %>
 ここで、セリーグに移転がなく(元々ある程度分散していたのだが)パリーグの方がフランチャイズを全国的に拡散させたのは注目すべきところである。セリーグはジーヤンツ戦から安定的収入を得る事が出来たのに対し、また親会社からの支援だけを頼りに出来なくなってきたパリーグ各球団が、オンリーワンとなるホームタウンを求めたのは当然の結果だったともいえる。 そして現在、プロ野球におけるフランチャイズは今まさに浸透しつつあるところ、なのである。
 それを示す現象の一つがジーヤンツ戦の視聴率低下である。以前はプロ野球ファンの半分がジーヤンツファンと言われてきた。そりゃそうだ、地元チームがなければ毎日テレビに映るチームを応援するのは当然ともいえた。しかし現在はどうだろう、例えば北海道新聞の調査結果、今や北海道民の7割はファイターズファンなのだそうである。同様の事が九州や東北など全国的に起きているのである。そして、自分が応援している訳でもないジーヤンツ戦の中継を見る人が減るのは当然の帰結である。<%= fn '勿論プロ野球人気の低下という現象から目をそらしてはならない。もっとも、パのファンは以前から遥かに観客の増えたスタンドを眺める度に「ホントに低下しているのかいな」と思ってしまうのだが'.'*' %>
 この視聴率低下に伴い、ジーヤンツ戦の放送権料を頼りにしていたセ各球団(特に下位チーム)が経営を悪化させているのは皮肉な結果であろうか。
 話を本線に戻す。このようにフランチャイズ制が定着してきた中、これを移転するという事は何を意味するか。
 それは、「今まで応援していたチームが消えてなくなる」とほぼ同一なのである。
 なぜそのチームを応援してきたか、「地元だから」という人がプロ野球ファンの多数を占める時代になったのである。そのチームが他都市へ移る、それは「ファンではいられなくなる」という意味なのである。
 敢えてここで言う、今や多くのプロ野球チームは親会社の側の都合でフランチャイズを移転できない、そういう存在になったのである。そもそも、新たな都市へ移転したとして、今までの都市を見捨てるような事を平気で行うチームを信頼して応援できるだろうか。次に裏切られるのは自分達でないとどうして言えようか。
 さらに言う、移転先に新潟が挙がっていた。おそらくJリーグアルビレックス新潟の成功が念頭にあったのであろう。しかしアルビレックスがあそこまでなるのにどれだけの事をしてきたかわかっていたのだろうか。ただポンと移転すればファンがつくというものではない。さらに、新潟でできるというなら、なぜ横浜で同じ事が出来ないのか、8日本第二の都市の横浜でだ。
 プロ野球としても00万神奈川県民が野球難民になる事をもっと問題とするべきであった。それともどこぞのナ○ツネあたりは県民を取り込めると盗っ人猛々しいことを考えていたか?
 いずれにしても、今回の騒動は一応の終結となった。が、ベイスターズと横浜市民は、もう一度ここでお互いの関係を再構築していかなければならないだろう。それをどういう形にするか、残された時間は長くて1年である。
 最後に、私は今回移転先に挙がった新潟にプロ野球チームが出来る事を否定しない。私は以前からプロ野球チームの増設を期待する者である。新潟はその際のフランチャイズの第一候補と言っていい。
 だが、今のまま新潟にチームを置くのはかなり厳しい。それは都市の規模がある。サッカーと違って野球はゲームの約2/3が平日ナイターである。休日と違いナイター終了後に帰宅できる範囲に一定の人口がないと厳しい。今のプロ野球だと仙台や広島がギリギリの線と言ってもいい。
 球団経営を圧倒的にスリムにしなければならない。しかしその為には今のプロ野球の運営などの枠組みを一度分解して全く違う形に再構成しないといけない。
 その辺りをより深く書いていきたいが、それはまた後日。

住生活Gが横浜ベイ買収を断念

 どうも決裂原因の中にはフランチャイズ移転があったようだ。
 いろいろ書きたい事はあるがまだまとまっていないので後日まとめて。
 ただひとつ、言えるのは来年、横浜市民、神奈川県民は横浜ベイスターズを存続させる為に今までとは異なる行動を起こす必要があるという事である。
 最早誰かが勝手にプロ野球球団を維持してくれる時代は終わった。勿論球団自体の努力は必須条件であるが、一方でファンも、市民も地元球団を存続させる為に行動が必要とされているのである。
 来年は交流戦以外にもベイのゲームを観戦に行かないとならんかな。