スイーツタイムの次は鉄タイム

 牧場を後にして向かった先は…撮影地(笑)ここに地図携帯用地図
 SL撮影で有名な倶知安峠の撮影地。小沢から倶知安への上り坂である。
 小沢駅下車。駅前の国道を倶知安方面へ。ワイス温泉の交差点を右(岩内方面)へ。すぐガードをくぐると右に線路際へ出る道がある。
 現地(ワイス温泉)までは本数は少ないがバスがある。 るぅ嬢ほっといて撮影(笑)
 さぁ、次は倶知安で羊蹄山をバックに撮影だ!
 …撮影ポイントが見つからず(泣)あのC62で有名なポイントはどこなんだ?!!
 倶知安の町を出たあたりで羊蹄山が顔を出してきましたとさ。

宿到着

 といったところで本日の宿に到着~。



 エ?、これはともりん先生の駅狩ではありません(笑)
 本日の宿はここ、比羅夫駅、またの名を駅の宿ひらふ
 ここは全国唯一、駅舎をそのまま使った民宿なのである!
 では中に~



 ぬこキターーーッ!!
 彼こそはこの駅の主といってもいい、猫のしま太郎(我々の間ではニャー)なのであった!!
 しかもやたら人懐っこい!るぅ嬢メロメロです。
 おっと、ニャンコにばかり気を取られていてはいけない
 まずは宿主に一言お詫びを。実は当初は列車で来る予定で予約を入れていたのですが、到着予定列車に乗っていなかったもので電話が掛かってきていたのでした。
 まずは駅舎の中へご案内。
「今日は他に(宿泊客が)いませんので、お好きな部屋でどうぞ」
 折角なので元々駅員が寝泊りしたベッドの部屋へ。

 こんな感じ。左は現在食堂として使っている部屋ね。
 といったとこで、まずはご飯にしましょう。


 そう、この宿の魅力のひとつ、それは日本唯一、「ホームでバーベキュー」!!
 暮れゆく駅のホームで肉をつつくというのも、なかなかに楽しいものです。
 ではここでしま太郎写真集でお和みください。


 で、ニャーは食事中にいずこへとともなく出かけていってしまいました。
 宿の主人いわく、「最長二週間いなくなったことがある」「2km先まで出かけている」そして「何軒かの雌猫のいる家に行って餌をもらっている」
 ニャーですら彼女がいるというのにお前らときたら(笑)
 さて、ご飯を食べたら次はお風呂ですな。

 で、中に入りますと…
 ランプの明かりだったりします。で…
 ム、これは見事な一刀彫(笑)
 丸木風呂です。さらにお湯を沸かす燃料は石炭だったりします。
 さらにさらに、屋根が一部開くようになっています。つまりは…露天風呂。
 いや~、駅のホームでお湯に浸かりながら星空を眺められるのも、ここだけの特権ですな。

トンネル餅

 先ほど小沢の集落へ立ち寄ったとき、「ア、そういやこんなのあったぞ!」と思い出して購入。
末次商会/円
 時は明治、函館本線開業時より小沢の駅で売られているというトンネル餅であります。トンネルは駅前後の稲穂峠と倶知安峠のトンネルを意味しており、この開通を祝って出来たのだそうです。
 原料は米と砂糖だけ、だそうで、一口食べれば素朴ながらも後を引く引く、あっという間に一箱空いてしまいました。
 今ではすっかり寂しくなった小沢駅ですが、駅前の末次商店で変わらぬ味で売られています。

 いや~危うく見落とすとこでしたよ。偉いぞ自分の記憶力。
 さらにもうひとつおやつが…。

 生キャラメル再び(笑)
 しかも今回は宮崎とのコラボというマンゴーキャラメルだ!
 ここで話は昼過ぎに遡る。
 親戚まわりをしていると、お菓子が出された。それがこれ。
「先週十勝を旅行したときに買ってきたの~牧場行ったけどたいした事なかったわね」
 …だそうだ。
 いや~危うく見落とすとこでしたよ。偉いぞ自分の記憶力。
 さらにもうひとつおやつが…。

 生キャラメル再び(笑)
 しかも今回は宮崎とのコラボというマンゴーキャラメルだ!
 ここで話は昼過ぎに遡る。
 親戚まわりをしていると、お菓子が出された。それがこれ。
「先週十勝を旅行したときに買ってきたの~牧場行ったけどたいした事なかったわね」
 …だそうだ。

出発

 にしてもいい天気ですな~。正直このまま狩勝峠へ向かって写真を撮りに行きたい誘惑に駆られますが…マ、マァ足もないしとか自分に言い聞かせて自重。 今日ももはやお馴染みになりましたタクシーでの移動。またもや女性ドライバーの方でした。
 で、そばロードの所以はこのそば畑であります。
 新得駅から特急に乗り込み、目指したのは池田。
 ワイングラスの噴水がシンボルの池田駅、ここからは…またタクシーであります。

まきばの家

 池田というと十勝ワインの地ですが、我々が目指したのは…駅から車で10分ほどの丘の上にあるまきばの家という施設。
 ちょっと写真だとわかりにくいかも知れませんが、コテージなどがあるキャンプ場です。かつてはバーベキューなどで繁盛していたそうですが…
 敷地内を歩いても係員の人はいるけど観光客には出会えず…マ、ほらまだ早い時間だから(汗)
 場内のカフェが開いているので取りあえずおやつにしよう(笑)
 るぅ嬢が名物とろとろまきばプリン、私は本日のデザートというやつを。
 で、相変わらず観光客が現れない中、我々が何を待っているのかというと…
  シープドッグショー!!
 今回の旅行の下調べをしているときに見つけたこのイベントにるぅ嬢のドッグセンサーがマックスに!という訳で他に牧場見学やらなにやら考えていたのですがそんなのはすっ飛ばしてこの地にやってきたのでした。
 そしてこの三匹が本日の主役。
 ブリーダーの方の号令で一糸乱れぬ行動を…アラ、言う事聞かないやつもいたりする(笑)
 いやいやホイッスルなどを合図に自在に羊の群れを操るのでした。その妙技には感心させられます。
 犬たちのデモの他に羊の毛刈りの実演や子羊への乳やりなどもありまして…るぅ嬢乳やりに挑戦!無理やり引きずり出したのは内緒だ。 ではここでお昼。まきばの家の中にあるレストラン「LOCANDA DEL BOSCO」へ。何でも十勝の食材でのメニューが揃っているそうで。
 こちらは道内産帆立と野菜のニンニクソーススパゲティ。
 そしてこちらは幕別産インカの目覚めのニョッキ。
 …インカの目覚めってなんだーーっ!!
 じゃがいもだそうです。
 さて、この後はデザートが出てくるそうですが…。



 …どこかで見たような。


 さすが本日のデザート、園内共通ですな。
 …なぜこの可能性に気付かなかったのだ…。

ワイン城

 まきばの家を後にして次に向かいしは、やはり寄らねばなるまい、ワイン城。
 では(ベタな)記念撮影。
 係員の方から十勝ワインのいわれを聞きながらの有料ワインの試飲。うまうま。
 ワイン城の横にあるドリカムミュージアム。ヴォーカルの中の人が池田町の出身なんだそうで。残念ながらこの日は休館でありました。

池田駅に戻る

 そーいや婚活ナイターとかいう企画やってたなぁ。ちなみに、北海道の主要駅ではもれなく稲葉選手がニッコリ笑う等身大看板が設置されておりました。
 ここから帯広へと戻ります。

帯広観光

 帯広といえば豚丼をはじめいろいろと名物がありますが…やはりスイーツの街である!!
 という訳でスイーツ巡り!!…ただ実は行きたいと思ってピックアップした店はどこも駅から遠くて…。なのでまずは駅ビルの中のお菓子やコーナーへ…狙っていた店がなくなっている~。ガックシ。
 なのでその中に出店している定番の六花亭へ
「すいません、本店への道教えてください!」
 既にマップが準備されていたあたり、同じような人は多いらしい。
 という訳でここがかの有名な六花亭の本店であります。るぅ嬢がバターサンドはじめいろいろ買いまくっていますが気にしないようにしましょう。
 続いてはそこからほど近くにある柳月。こちらの名物は白樺をイメージしたというバームクーヘンの三方六、またもやるぅ嬢がいろいろ(以下略)

十勝を後に

 帯広で圧倒的に荷物が増えた気がするが(笑)、これにて十勝は終了、特急とかちで一路札幌へと戻ります。
 新得を過ぎ狩勝峠を登っていき新狩勝トンネルを出るところで昨日来た道と分かれて石勝線へ。この路線の魅力は線路以外何もないところ…
 …隣で高速道路作っているなぁ(ガックシ) 定刻に札幌着。ここから乗り換えて本日の宿泊地、小樽へ。 小樽着、ではホームで記念撮影。他にも一組記念撮影中。やはり永遠のスターなのだなぁ。
 という訳で本日の宿は駅前の道をまっすぐ下りた運河の傍にあるホテルソニア どちらかというとビジネスホテル的なのですが、アンティーク調ないい感じです。

十勝牛ワイン漬けステーキ弁当

 よねくら/1050円
 池田の駅弁といえばコレ!注文販売なので朝、池田駅に着いた途端にkioskに発注しておいたのでした。
 思い起こせば数年前、北海道を旅行した時のこと、根室本線を進んでいた私は発注の電話をしたのだが、「スイマセン、今日定休日なんですよ」の無情の一言で諦めてざるを得なかったのであった。その味が今ここに!
 ではお肉を…旨い!そして柔らかいよ!これがワインで漬けた効果なのか?!そして写真ではわかりづらいでしょうが、肉が二枚重なっているんですよ。太っ腹!!これで1050円は安い!

宿を後にする

 宿の大将、別れ際まで天文の話をしたくて仕方がないといった様子でありました(笑)
 昨日と同じタクシー会社を宿まで呼びつけ。オヤ、また女性ドライバーだ。
 車に乗り込み、「スイマセン、線路沿いに駅へ向かってください」
 ロケハンをしておかないと(笑)
 といったところで美瑛駅到着。
 ではここからは美瑛の丘を巡っていきます。まずは駅前にある松浦商店 で昨日のうちに予約しておいた電動アシスト自転車をレンタル。ちなみにアシスト自転車は台数が少ないのでオンシーズン時は予め予約しておいた方が吉。
 店の方からコースのアドバイスを受けた後、出発。
 まずは平坦な道を進んでいきます。さすがにこの辺はアシストがなくてもスイスイと進んで…オィるぅ嬢よ、電源入れるにはまだ早いぞ。
 が、線路の踏切を渡り、国道を越えたところからいきなり長い上り坂がスタート、るぅ嬢既にバテています(ヲイ)

 美瑛観光のひとつが特徴的な丘の上に立つ木々を見ていくところ。
 左がケンとメリーの木、右はセブンスターの木。詳しくは美瑛町観光協会へ。
 さて、ここら辺で気付いたのですが、観光客にチャイニーズの方が目立っております。るぅ嬢の話だと「向こうで北海道を舞台にしたドラマがヒットした」んだそうだ。何だろ?
 キタ!北海道名物myバス停だ!
 マイルドセブンの丘だそうだ。
 沿道には牧場も点在しております。

昼食

 ではここらでお昼にしましょう。
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携帯用地図
 マイルドセブンの丘からさらに先にあるランドカフェです。ドイツ人のオーナーが経営しているようですが、食べている最中に姿が見えない。ハテ?と思ったら。
「さっきから出入りしているよ」
 背中の方で動いていたようで。

 という訳で日替わりはチキンのクリームソース煮、それとソーセージランチ。自前の農園で育てた野菜で作っているそうです。