「物欲」カテゴリーアーカイブ

ダイソン

 「布団のほこりをとりまくりたい」というるぅ嬢、いろいろ機種を検討していたようで、その結論がこれ。

 吸引力の落ちないただ一つの掃除機のハンディタイプを買ってきた。
 さて、ダイソンといえば「音がうるさい」だが、確かに大きいがそこまで不快になるものではなかった。そして問題の吸引力だが…
 これが凄い、あっという間にほこりが溜まっていくぞ。逆に言えば今までこのほこりの中生きていたという事か。ちなみに充電時間が3時間で稼働時間20分だそうだ。さらに、MAXモードというのがあって、吸引力が恐ろしい程強力になるのだが6分しかもたないそうで、思わず頭の中に「レイ、V-MAX発動!」「レディ」という会話が浮かんだが気にするな。
 ところで、これで我が家の掃除機は4台目になるのだが…。

今月の荷物から

地方交通を救え! 再生請負人・小嶋光信の処方箋
 あの和歌山電鉄を復興させた両備グループの小嶋光信氏を中心に、地方交通の再生の策を探っている。今後の人口構成を考えると地方交通の衰退は結果として地域の衰退に繋がるとし、単に鉄道ノスタルジーに染まることなく、論理的に地方交通再生を提起し、そしてその対応策を公設民営に求めている。

今月の荷物から

18連敗の真実 なぜ千葉ロッテマリーンズは負け続けたのか?
 マリーンズファンならば決して忘れてはならない記憶がある。1997年の6月~7月にかけて記録された18連敗である。本書は当時監督であった近藤氏、主力であった小宮山氏、黒木氏ら関係者からの取材により構成されている。
 本書では、連敗直前、小宮山氏に起きた事故、近藤監督退任の際の「もっと強いチームでやりたかった」の発言の本当の意味など今回初めて明らかにされる事実も多い。それらも含めて18連敗についてまとまった記録が作られたことはマリーンズにとっても意義は大きいと思う。
 なぜ18連敗もしたのか、多くの関係者が共通して言っていることの一つに「ネガティブになっていた」というのがある。逆に2005年の優勝はバレンタイン監督でポジティブになれたことを要因として上げている。これは今のマリーンズにも言えることではないだろうか。
 ともあれ、あの18連敗が良くも悪くも現在のマリーンズの原点となっているのは確かである。あれからはやくも17年が経過している。当時を知らない人にも、勿論チームと共に18連敗を共有した人にも、マリーンズに関わる者であれば読んでおいてもらいたい一冊である。

鉄道王たちの近現代史
 …というからには小林一三氏や五島慶太氏ら数人に絞った内容かと思ったら随分と小国の王様まで扱っていた。それはともかく、ひとつのセンテンスで同じ事を二度繰り返す文体が読みづらかった(笑)

ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム
 知っているようで知らなかったブラックホール。クゥエーサーと一体だとは知らなんだ。
 ブラックホールが消失するというのも聞いたことはあるが何でそんなことが起こるのかわからなかったが、なるほど、大づかみには理解できた。

届いたDVDを見る

水曜どうでしょうDVD第21弾『リヤカーで喜界島一周/釣りバカ対決!わかさぎ釣り2/水曜どうでしょうUNITE2013』
 Classicでは放送されない「リアカーで喜界島一周」がDVD化。喜界島と聞いて皆既日食を思い出すかどうでしょうを思い出すかでその人の…道民かどうかぐらいはわかるか。
 同時に昨年行われたどうでしょう祭りの様子も収録、というかこっちがメインのような。

今月もいろいろ届いた

 本屋さんから直送のと別便が同時に届いた。
 ではその中からいくつか。
全日本プロレス超人伝説
 思えば自分の周囲にはプロレスと言えば新日という人が多かった気がする。自分もタイガーマスクの四次元殺法でプロレスに入った口だからわかるが、しかし、いつしか全日の方に惹かれている自分がいた。最もはまっていたのは大学ぐらいからノア勢が離脱するぐらいまでであろうか。鶴竜コンビが活躍し、その後袂を分かち、馬場さんの32文は過去のモノとなり、四天王が現れ…。いやあの頃は熱かったねぇ。
 さて、そこでこの本だ。著者はプロレスに触れた事ある者なら知らない人はいないだろう。氏ならではのレスラーの側面を捉えた内容はなかなかに興味深い、しかし氏も本書の中で度々書いているように1冊では12人について到底書ききれないのが惜しいところである。ともかく、20世紀のプロレスに熱狂した者ならば読んで損はない一冊である。

千葉ロッテマリーンズあるある
 なぜにタイガースでもホークスでもなくマリーンズなのか?!マーケットとしてはかな~り限定された本である。しかしマリーンズファンにとっては暗黙の常識(?)といった内容も、こうして活字にしてみるとなかなかにこぅマリーンズとそのファンというのがいかに悲しくも愛すべき存在であるかがわかるなぁ。なおるぅ嬢も読んで笑っていたからマリーンズファンでない方にも薦められる(いやるぅ嬢は毎晩マリーンズのひどいゲームを横で見ているからなぁ)。

エルフを狩るモノたち2(3)
 これだけ続けて面白さが変わらないってのもすごいと思う。

ヤマノススメ(5)
 買いそびれていた5巻である。何だ、読者サービスの回か(ヲイ)

○本の住人(6)
 何度も言うが、アニメ化して欲しいが決してされないであろう。

機密保護

 いまや家庭からのゴミでも個人情報が漏れるのを防ぐようにするのは世の常識となってきている。…が言うは横山やすし行うは小さなことからコツコツとで、ウチも封筒の宛名などを手動シュレッダーで処理して結構な労力であった。そこで…
 ボーナスも出ることだしで電動シュレッダー購入。こいつは便利だ。

今月の荷物から

アルスラーン戦記 1
 いやもぅ原作読んでたのは遙か昔の話なので「そういやこんな奴いたよなぁ」と思い出しつつ読んでいった。さて、続きが気になるから原作をもう一度読み直さなくては。という訳でそっとるぅ嬢の机の上にコミックスを置いておいた。きっと数日後には原作本に変わっていることだろう(ヲイ)。
 ときに荒川先生の形容詞は「鋼の錬金術師の」ではなく「百姓貴族の」にしなくては。

スケッチブック  10
 ついに10巻に。今回は特装版は過去のカラーイラストや書き下ろし新作など全国数百人のスケッチブックマニアには是非書棚に揃えてほしい一冊だ。思えばこの間いろいろあったが、アニメ化だけはコンセプトを誤ったなぁ。この作品はヒーリング系などではなくゆるゆる間抜け系として調理しなければ。

今月の荷物から

天体衝突 斉一説から激変説へ 地球、生命、文明史
 昨年のロシアでの隕石落下や最近発表された恐竜絶滅に至った隕石衝突による酸性雨の影響など最新の知見を踏まえた本作。筆者はこのジャンルの第一人者であり、本作では天体衝突は地球史的にはありふれた現象であると定義し、天体衝突に対する地球史や果ては人類史に与える影響を考え直すことを求めている(ただ人類史に対して引き起こした影響についてはまだこれからの研究となるようである)。

新幹線50年の技術史 高速鉄道の歩みと未来
 筆者は鉄道技術に精通した方であり雑誌にも数多くの寄稿がある。本作で面白いのは50年記念で新幹線を礼賛するわけでなく、冷静に世界の高速鉄道との比較でその立ち位置を論じているところである。ただ内容が車両技術に偏っているかなと思える面もある。

花巻電鉄 上
 初めて花巻電鉄に出会ったのは高校時代に読んだ鉄道ファン誌の連載だったか。以来この独特の風貌を持つ車両や路線に興味を持ち花巻まで実物を見に行ったりもしたものである。
 今回の刊行に期待しているファンも多いと思われる。

今月の荷物から

マホロミ 時空建築幻視譚 3
 地元マンガと言うことで読み始めたのだが、古き良き建築には癒されるものがあるのか、ストーリーにもなかなかに魅力を感じる。
 さて、ちと触発されて散歩がてら近所にマンガに出てきそうな家がないかと探してみた。ナルホド、和風民家に洋風建築の部屋が接合された家を見つけた。今まで特に気にせず町並みを眺めていたが、ひょっとしたら以前はもっとこういった家があったのかもしれないがマンガの展開と同じく消えていったのかもしれない。

もやしもん  13
 淡々と終わってしまった。いや1年ぐらいしたら2年生編とかいってすぐ復活するかも、いやいややはり大学のメインは4年の卒研だろう、とか続きを期待はするがまぁ当てにせず待つことにしよう。
 さて、上のマホロミもそうだが理系の学生生活は経験者ならばわかるが当然ながら自分たちが携わる学問に関する話題がメインとなってくる、そういったものがマンガの題材として取り上げられるのは知的好奇心をかき立てられマンガとしても楽しめ1粒で2度おいしいもの…なように思われる。
 一方で法学部マンガとか経済学部マンガとか…学生生活メインのものはいくらでもあるだろうが携わる学問に関するものは自分が見つけられないなだけなのか未だ出会ったことがない。





今月もいろいろ届いた

百姓貴族 3
 待望の第3巻。相変わらず農家は豪快である。

マホロミ 時空建築幻視譚 2
 地元建築マンガ(?)の2巻。2月に3巻発売。
 しかし実際にモデルになった建物ってのはあるのかのぅ。近所にそんなしゃれた建物はないがひょっとしたら見落としているのかマァフィクションだしそこまで気にかけるもんでないか


国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ!
 何故この国は独立国家なのか。逆にこの地方はなぜこの国なのか。この国はどうやって国家として成り立っているのか。そういった世界の不思議な国家や地域を紹介。今話題のクリミア地方の成り立ちも掲載されていてニュースの意味がよくわかる(?)

すばらしき特殊特許の世界
 まさか続編が出るとは思わなかった(笑)。今回も意外な人が持っている特許など話題性満載。

機関車表 フル・コンプリート版DVDブック
 数年前にRailMagazine通巻300号記念で付録として付いてきましたが、ここにその後のデータ、さらには貴重な写真も収録した完全版として登場。今後の車両研究における基礎データとして重要な存在になると思われる。
 ただし、今回もデータ系式はPDFのみであり、いわゆる車歴表のような表を作成するにはデータ加工にそれなりの技術が必要になる。…幸い記載データのフォーマットが整っていることからデータ編集はそこまで難しくはないと思われるので、編集の方でやって貰いたかったと考える。

鉄道会社の経営 ローカル線からエキナカまで
 最後の最後の章で本来この本で深く語って貰いたいネタが出てきた。今後の鉄道業での本業から収益を上げる仕組みを語って貰いたかった。

鉄道計画は変わる。路線の「変転」が時代を語る
 千葉ニュータウンの流転や新玉川線が当初銀座線との乗り入れを画策していたといった話は割と知られているが、他にも港北ニュータウンの路線などについても紹介。
死なないやつら 極限から考える「生命とは何か」
 高温や真空など極限状態でも生き残れる生物を紹介していく…を目的としていたのだが最後は「生物とは何か」というテーマに踏み込んでいくのであった。

今月の荷物から

マホロミ 時空建築幻視譚 1
 主人公は建築科の学生、自分に古い建物の記憶を感じることが出来る能力があることを知ったこと、同じ能力を持つ女性と知り合うことから物語は進むのだが…
 舞台が横浜中心部~大倉山(1巻まで)の東急沿線と、非常に(個人的に)地元密着的なところがあるのだな。確かにこの作品には適している土地柄とは思うな。しかしそうなるとストーリー中に出てくる大学ってあそこしか考えられないのだが…。 本来なら商店街の総力を挙げて売り込むべきところだが今のところそのような動きはない(というか商店街中の新刊書店が次々と店を畳んでしまって…)。

スーパーメイドちるみさん 12
 おっと遂に最終巻か。

となりの関くん 5
 アニメも始まったが、というかホント最近は目ぼしいヒット作は片っ端からアニメ化されるなぁ。そのうち「坂本ですが?」とかもアニメになってしまうんかいな。

GA 芸術科アートデザインクラス   6
 いやまぁ毎月きららで読んでいるんですが単行本になっての楽しみは大量の追加原稿。今回は美術史的なとこでなかなかに知識欲も満たされるのであるがしかしまぁルネサンスだ印象派だよく描き分けられるなぁ。

今月の荷物到着

エルフを狩るモノたち2(1)(2)
 いつの間に続編が出ておったのか?!といったところで一度完結した話を再会させるとロクな事にならないというのが世の常であるが、こちらは前作同様アイデアの効いたストーリーを維持しております。

国家の猫ムラヤマ(1)
 チンアナゴ好きは押さえておきたい一冊である。

首都高速の科学
 首都高速、世界に類を見ない変化に富んだ構造を持つ都市道路である。どちらかというと画一的なNEXCOの高速道路と違い、幾重にも重なった厳しい条件をクリアし構築された道路は非常に変化に富んでいる。普段車に乗らなくても、一つとして同じ構造がないと言っていいジャンクションに萌えるのは、このような本が出る以上私一人ではあるまい。
 本書では首都高の都心環状線、横羽線、湾岸線、そして中央環状線を主に見ながらその建設技術の進化を解説してくれている。

今月の荷物から

俺たちの川崎ロッテ・オリオンズ いま蘇る「川崎劇場」の14年間!
 これは…まさに自分の青春時代を凝縮した一冊と言っていい。あの川崎球場の一塁側スタンドで声援を送り続けた日々、今思えば決してそう長い期間ではなかったはずなのだが、目の前で繰り広げられたハイレベルなプレー、それと反比例するかのような客のいないスタンド、そのコントラストが濃密な時間を熟成し今記憶に刻まれているのだろうか。
 今マリンのスタンドに集まる人にあの時代を知る者はそう多くはないだろう。だがあの川崎時代なくして今の繁栄なし、あの時代を記録するかような冊子が作られたことは非常に意義があるだろう。今のファンに敢えて読んでくれとは言わない、しかし、あの時代を共に過ごした方には是非読んでもらいたい一冊である。

ねこめ(~わく) 1
新装開店なので話は前からの続きである。

今月の荷物から

鉄道忌避伝説の謎
 日経新聞で紹介されていたので発注してみた。
 「駅が街の中心から離れたところにあるのは、当時鉄道建設に反対する人がいたから」という鉄道忌諱伝説は多くの街に残っている…のだが。これが殆どのケースでは本当に全くの伝説に過ぎない、と論じるのが本書である。
 有名なケースとして「中央線は当初甲州街道沿いに建設されるはずであったが調布や府中の宿場などに反対され武蔵野の原野に建設された」というのがある。しかし調査していくとそもそも当時の甲武鉄道の資料からは甲州街道沿いのルートが検討されたというものすらなかった。
 ではこれらの伝説はどこから生まれてきたのか、どうやら市史や小学校の社会科副読本あたりが出所のようだが、それらに何故掲載されることになったか…はやや不明瞭である。今後の研究を待とう。

のんのんびより 6
 もう秋の新作アニメはのんのんびよりだけで十分だぜ(ヲイ)

追加発注も到着

2355/0655 ソングBest!
 Eテレ朝と夜のお楽しみ「0655」「2355」のソングセレクションだ!おなじみの曲が一揃い。ただ一部(というか私のお好み)の曲がフルバージョンで入っていないのが残念(プカプカたことか)。竜安寺の歌は今年度の新曲だからか収録されず。

ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗
 筆者は円谷英二翁の孫で円谷プロ6代目社長である。ウルトラマンという日本を代表するキャラクターを生みながらも、それ故か浮沈を繰り返した円谷プロの内情を描いている。結局は円谷プロも歴代操業一族社長の放漫経営という中小企業の悪い面が出てしまったという事になるが、一方中小企業であればこそ本来持ち続けなければならない特撮という名の独自技術を随分と早い段階で人員削減のもとに放棄してしまったようにも見える。

大栗先生の超弦理論入門
 超弦理論(いわゆる超ひも理論)については今までも多くの書籍が発行されているが、これはその中でもまさに入門として十分な理解を与えてくれる一方、一般人が現段階で入り込める超弦理論の世界のもっとも深いところまで案内してくれていると言えるだろう。

宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論
 宇宙は我々の宇宙一つだけではない、この宇宙は無数にある宇宙の中の一つである。重力定数が9.8m/s2であるのも無数に宇宙があればたまたまそんな宇宙があってもおかしくはない、といった結論は先日ディスカバリーチャンネルが1時間番組の中でやっていた気がする。
 ところで、最近の現代新書って新刊に付ける帯が表紙の3/4を覆うぐらいにやたらでかくなっているんだが…やはりあの表紙では売れないと編集側も認識しているんだろうなぁ…だったら元に戻せばいいのに。

今月の荷物

 がいろいろ届いたので読み終えたものからいくつか。
魔法陣グルグル2   1
 アニメ最終回の「やっぱりや~めた!」から何年経っただろう…。
 (いや原作はちゃんと完結しているが)
 さて、ここでるぅ嬢が一言
「前の話読み返して思い出さないと行けないかなぁ」
「おまえはキタキタ踊りを忘れたというのか?」

日本の深海 資源と生物のフロンティア
 今深海が注目を集めている。特に日本近海は世界でも有数の生物多様性を誇りまた多くの資源の存在も見られる。が、これらについてその実体が広く知られているかというとなかなか正確な知識としては把握されていないところではなかろうか。
 本作では深海の地形の成り立ち、資源の活用性の是非、そこに棲む生物の姿などが紹介されている。日本のもう一つの国土と言っていい海の姿を知るのによい一冊である。