普段俺はPCデスクトップの録画には カハマルカの瞳というのを 何年も使っている。やたら分かり易いのでありがたい。しかし、ゲームみたいな全画面のものは良いのだが、 細かなアプリケーションを撮影するのはけっこう厳しい。特に ウィンドウの位置決め にいつも苦労する。
そこでGigazineの記事がとてもわかりやすかった カムタジアスタジオを使ってみることにした。30日評価版は無料。
Gigazineの説明にもあるが、マウスのフォーカスやクリックに応じて自動的に操作対象を拡大してくれる SmartFocusという機能があるのが最大の特徴らしい。しかし、ちょっといじってみた限りだと Windowsのウィンドウイベントを利用しているからなのか、プルダウンメニューなどには反応するが、 ブラウザの内部描画には反応しない ようだ。今回試しに撮影したのはMS-IEなので全然意味なかった....残念。
さすがに売物だけあって、代表的なエフェクトやタイムライン編集、あるいはFlash含めたエンコード 機能までトータルサポートしている感じで、キャプチャソフトというより動画編集ソフトそのもの。 2万円はすげー高いなと思ったけど、別途編集ソフトが要らないと思えばそうでもないかもしれない。
Flashで吐き出しても、それなりにカッコ良くなるのがうれしい→ こんなかんじのができました。
あと地味なところだと、ウィンドウ内で動画が再生されているような場面でも 適切な間引がされている ようで、あまり重くならない。ちょうどVNCなどで別クライアントを覗いたような感じで、カーソル移動等は きちんとするがウィンドウ内動画だけコマ落ちさせてるような作品ができる。 ここらへんは指定フレームレートで忠実にキャプチャし続けるカハマルカの瞳よりも 資料向き 。 最近はビジネス・プレゼンテーションのパワーポイントあたりを使った作例でも動画バリバリ使っているものはあるから、 ちゃんと考慮されているのだろう。まあ商用ソフトだから当り前かもしれないが......
カムサハムニダ スタジオとはどこの韓国製ソフトかと思ってしまった。
ああそれは誰もが通る道・・・・
ちなみにPowerPointには純正プラグインもあるお。
そのままムービーにできるらしい。