「博物美術」カテゴリーアーカイブ

交通関係の展示なら喜ぶんじゃないかという安易な発想

 という訳で横浜市都市発展記念館、ここで市の交通網発展を紹介する特別展をやっているのでクマJrを連れて来てみたのであった。
 過去の鉄道写真とかに興味を示すかと思ったのだが…残念ながらそうでもなく、ただ展示の中の鉄道模型を触らせろと騒ぐのであった。いやそれは君のじゃないってば。

ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある

 Eテレ2355を見ている人にはお馴染みの、あのコンビの個展が行われているという。これを放って置くわけには行かないと、初台はオペラシティへ。
 …どうでもいいが乗り換え1回で着くのに4社分の運賃がかかるという非常にコストパフォーマンスの悪い場所である。
 さて展示の方であるが、2355でも放送された作品も含めて複数あるスクリーンに作品が次々と映し出される形になっている。テレビだと1日1本だがこれだけの作品が集まるとそれはそれで壮観というかしかし何せあの2人組の作品だ、頭の中が異空間に引きずり込まれるようだ。
 帰りにDVDでも買っていきたかったのだが残念ながらそういうのは売られてなかった。図録もなかった(そりゃそうだ)
 …ときに、結局どっちがジョンでどっちがポールだったのか、どっちがあさのでどっちがきしだかに相当する問題だ。

モネ展

 本日は朝イチで上野へ。都立美術館で開催中のモネ展にやってきた。

 …失礼、これはネモだった。
 で、こちらがモネ展である。
 モネといえば睡蓮であるが、やたら睡蓮の絵があるのでどれがあの有名な奴なのかわからなかったり。

日本大通り駅にて

 本当は昨日のうちに来ようと思ったのだがまさかの一時間行列のため本日に持ち越した。
 まず訪問したのは放送ライブラリーで開催中の岩合 、…ここだけ撮影可。テレビの前で猫が動かず見入ってしまうという世界ネコ歩きを延々リピート放送するコーナーもあったがきりがないので写真を鑑賞。クマーな写真に一々反応する(笑)
 入場無料であったが当然ながら物販攻勢があり、るぅ嬢がネコしおりを購入。これで次のよい作品への足しにわずかでもなったであろう。
 次は隣の入口、情報文化センターでのエジプト展。…段々エジプト文化の知識が無駄に身についてきているような気がする。

MOA美術館

 午後はMOA美術館へ向かった。今尾形光琳300年忌記念特別展「燕子花と紅白梅」光琳アート -光琳と現代美術-というのが行われており、国宝の紅白梅図屏風と燕子花図?風が同時に見られるというのだ。
 いやこれは面白かった。単に尾形光琳の作品を展示するだけでなく、その影響を現代美術にまで広げ、たとえば最初にバン、と見せられた国宝が、その後の作品のオマージュになったりしている様が鑑賞できたりと、なかなか実現できないであろういい企画であった。

サイエンス/フィクション

 なるものが県民ホールで催されており、現代アートがるぅ嬢の琴線に触れた、ので見に行く。ちなみにSFには少し不思議の意味もあるとはお前は藤子F先生かと(笑)
 これは回転するレコードに針などを当てて聞いてみるという作品。作者はレコードに何やら執着心があるようで、この後も様々な形でレコードが登場する。
 氷でできたレコード、これがまたちゃんと聞こえるから面白い。しかし聞き始めたら最後、消えていく運命にあるのだ。
 カセットテープを巻いたものを再生…雑音しか聞こえなかったが。
 他にも様々な作品があったが何故か入り口の看板に描かれていた作品はなかった…なぜだ?!これも作品のうちということか?

ゆらゆらチンアナゴまつり

 来年あたり来るよ、チンアナゴブームが!
 …と、個人的には数年前から思っているのだが、そのチンアナゴの特集が行われていると聞き、押上はソラマチの中にあるすみだ水族館に行ったのであった。
 なんか少し前にNHKでこの水草水槽作っているところやっていたような…。
 しばしクラゲでお楽しみください。
 そして、チンアナゴだ!見よ、この圧倒的な存在感を!これだけいるとは思わなんだ。

 さて、今回の企画の一つとしてチンアナゴ検定なるものが行われていた。問題を解いて一定数以上正解するとチンアナゴシールが貰えるのだが、これが結構難しい。で、やってみたら不合格…。
 しかし、その後もう一度やってみてしれっとシール頂いたり、うーん大人ってずるい。

横浜トリエンナーレ

 最近謎現代美術にはまりつつあるるぅ嬢にとって見過ごせない企画であったがここまで足を向ける間がなく、最終日を前にして本日鑑賞。
 …それとはまったく関係なくすだちくん。さて、入場するか。
 噂の忘れたい作品シュートボックス。今まさに投げ入れられる!
 この辺はまだ分かるような分からないような。
 ただひたすら「何もすることがない」と書き埋め尽くされた作品。「何てうらやましいんだろう」と思ってしまう。
 思わず撮ってしまうな、このポーズは。
 ポスターになっていたクマー。ブロンズ製とは騙されたぜ。
 という訳で新港埠頭の方の会場も見たのだが、こちらはさらに輪をかけて難解なもんで、とっても脳が疲れた感じがしたのであった。 

はためきアート

 という企画が行われたので寄ってみた。道の両側をオリジナルデザインのフラッグで埋めようというのだが、マァこのような正統派もあるが。
 ダメ日記イイ!よく見りゃバックもダメダメで埋め尽くされている。このセンスは決してダメではない、是非伸ばしていって欲しい。

Bunkamura

 さて、渋谷まで何を見に来たかというと…
 だまし絵展である。
 フッ、騙されに来たぜ(笑)
 で、まぁ作品の写真を撮ることはできないのでここには紹介できないが、基本のエッシャーをはじめ、現代技術を利用した作品など、いわゆるだまし絵の範疇を越えて広く展開していた。
 で、お気に入りは広重とヒューズ、これは立体に描かれているのだが、立体では出っ張っているところが絵では凹んでいる、と、見ていると段々空間認識が怪しくなってくるのである。
 そして一番はCopyright、是非Tシャツを作ってもらってTDLを歩いてみたい(笑)

アカデミックな一日

 という訳で本日は上野へ。
 まずは国立科学博物館へ。ただいま開催中の太古の哺乳類展へ来たのだ。
> 会場内は夏休みも終わったところであるが結構子供連れが多い、昨年の深海展に続いて夏の企画としてはヒットだったのだな。
 さて、哺乳類進化の歴史は誰もが知るところではあるが、いざ実物を見てみると、初期のなんてのは…「ちっちぇ~」よくまぁこんな化石を見つけられたもんだ。
 しかしこれが年代が経つとこうなる。日本にもマンモスなど象の類がいたことは知られているが、さてこれらが今でも生き残っていたら…いやさすがに象を養うだけの土地はないか。
 昼食を取り、続いては都立美術館の古代エジプト展へ。なお、会場内は当然ながら撮影禁止ですんで写真はこれだけ。
 しかしこの数千年前のお宝を品々を作った人やそれを使った人は、まさか数千年の時を経て自分の手を通ったものが東洋の島国に運ばれるとは思わなかっただろうし、こちらも確実に当時の職人や高貴な人々が手にしたものを目の前にするとなると、数千年の時間の先の人たちのことを考えると実に不思議な気分になるものである。
 ちなみに美術館でとった昼食。古代エジプト料理とか期待していたのだが今回はデザートだけしかそういうのはなかった、残念。

現代美術館へ行く

 宇宙博と言えば今年は幕張メッセですが、こちらでは宇宙×芸術展なるものを開催。「謎美術」カテゴリを信奉するるぅ嬢の琴線に触れた。
 宇宙をテーマにしたり宇宙空間で撮られた写真を使ったりしたはたまた宇宙からの放射線を利用したりと様々な作品が展示されている。一部撮影アップロード可なのでここに掲載。
 映画「宇宙兄弟」で使われた美術らしい。
 なつのロケット団のロケット「すずかぜ」。…芸術作品であるのか?いや優れた工業技術はまさに芸術と呼ぶにふさわしいというし。
 「だいち」と水をテーマにした作品だそうだ。
 現代美術館もできた頃はいろいろ言われたものだが、こういった作品を集めた展示は普通の美術館では難しいところだろうし、今となってはニッチなジャンルを一手に引き受ける場になったというところだろうか。

ここにきて…

 さて、列車は六日町に到着、乗車した列車は当駅止まりであるので上越線に乗り換え…のはずだったのだが。
 当該の一本前の列車が車とぶつかる踏切事故に巻き込まれてしまったそうで全線運転見合わせ。「ネタ発生!」とか喜ぶきらいもあるが正直早いとこ湯沢で温泉に浸かってさっぱりしたいと思っていた身としてはドライバー許すまじ!の心境にしかならなかったのであった。
 マァとはいえ列車もそうすぐ動く様子もなさそうなのでさてどうするか、と思案していたら…
 駅の中に棟方志功アートステーションなるものがあった。これも何かの縁であろう、寄ってみることにした。
 …うーん、氏の版画は私にゃ難しいわ(笑)ただ同時に展示されている他の作家の作品がなかなか面白かったので入場料分は取り戻せたであろう。
 結局、1時間後のほくほく線からの直通越後湯沢行きに乗車。
 久々に湯沢の駅に来たらなにやら雰囲気が変わっていた。
 さて、今日はどこか旅館の日帰り入浴でも利用しようかと思ったのだが時間も遅くなったので駅内のぽんしゅの湯で間に合わせることにした。
 といったところで後は土産を買って帰るだけなのであった。
 新幹線に乗車したら隣の人がビールを写真に撮っていた。これが恒例の宴会開始ってやつか、そうかそうか。
 一方私も車内で買ったお茶が珍しい銘柄だったので写真に収めるのであった(笑)
 という訳で無事に帰宅。では夕飯。

上野へ向かう

 上野といえば数多くの博物館や美術館が集まっているが、今日はその中から2ヶ所の特別展を見に行くことにした。
 一つ目は都立美術館のルーブル展。地中海世界特集ということでるぅ嬢が非常に期待していたものである。
 ただし、るぅ嬢が最も関心を寄せていたのは門外不出であった女神像ではなく、
 この魚である。
 太古の時代にまで変キャラを求めますかそうですか。 続いて科学博物館へ。ここで開かれているのは…
 話題の深海展である。
 …深海の涼しい世界へ行く前に30分ほど灼熱世界で並んでしまったがな。
 まずは探査船「しんかい6500」の!…模型である。
 今回の展示の主要な部分を占めるのは深海生物の標本である。その中でも目玉と言えば…
 今話題独占、イカ娘ダイオウイカである!
 さすがにでかいぜ!マァNHKスペシャルの迫力には負けるがな。
 噂の鋼鉄生物は見る事が出来なかった。標本あったのかな、人が多くてわからんかった。
 こいつがダイオウイカを捉えたようだ。
 という訳で深海の世界を堪能したのであった。

由比

 どこへ来たかといえば…
 今がシーズン、桜海老を食べようと由比へ来たのである。
 事前に調べたところによると確か漁港で桜海老丼が食べられるはずなのだが…
 ナニこの行列は?!
 こりゃ他に店を探した方が良さそうだ。
 さて、ここで一つ問題が。
 由比の町は海側から東名高速、国道一号のバイパス、東海道線が走り、その向こう側に町があり、この漁港は東名と国道の間にある。で、我々はこの細長い漁港の端から端まで歩いてきてしまったのだが、こちら側からは国道と線路を渡って町へ戻る道がないようなのだ。
 さてどうしよう…と、港の直売所の方に聞いてみると。
「ダンナ、こっちこっち」
 何故か政府に狙われた犯罪者を逃すような案内のされ方に付いていくと…
 その裏側に町へ通じる隠し通路があった(笑)
 で、1km程あるくと、町の中心である。
 まず目に入ったおもしろ館なる建物に。
 東海道の宿場時代の由比を再現しているのだが…
 ここの人達はみんなこんな林家木久扇師匠みたいな顔していたのか?
 向かいにある和紙と錦織の館へ。手拭いなどを販売している店だったのだが、るぅ嬢一つ購入。なお、後で調べたらその製品は横浜産であった。
 すぐそばにある由比正雪生家も寄ったが写真を撮り忘れたようだ。藍染の店であり、店内にはそれ用と思われる器具が並んでいた。
 そして、この辺の観光のメインとなるであろう広重美術館。
 …浮世絵の展示はあまりなかった。何だろう、この「コレジャナイ」感は…。
 ともかく、ゆい桜えび館にて土産をしこたま購入。なお、漁港では何時間待たなきゃいけないのかわからなかった桜海老丼ですが、こちらの特設会場では待ち時間ゼロでお買い求めできます(ヲイ)。
 さて、では昼食としよう。

掛川へ来たのだから

 続いては掛川城へ行ってみた。
 城の天守閣へは位置エネルギーを稼ぐ気力が起きなかったのでパス。
 掛川城御殿。天守閣は平成になって再建されたものだが、こちらは当時の建物。実際の公務などが行われた場所だそうだ。
 こちら二の丸美術館。丁度やってた日本絵画展にしばし感性をゆさぶられる。
 …が、あまり時間がかけられず移動。何せ次に乗るバスは2時間に1本しかないからな。

シャボテン公園

 伊豆高原からはバスでしばし…。
 さて、本日の目的、それこそ今回旅行の目的地を伊豆に定めた理由、それがここ…
 伊豆シャボテン公園である。
 最近サボテン熱がヒートアップしているるぅ嬢にとってはまさに聖地、さらにるぅ嬢にとって最重要鳥類であるハシビロコウが飼われているのである。加えて、丁度昨日からるぅ嬢最重点げっ歯類であるカピバラの温泉入浴も始まっており、全く持ってナイスタイミングだかなんだかわからないが。
 入園すると入口で強制的に記念撮影。欲しい人には後から販売するというネズミーランド商法がここでも展開されていた。
 さらにいきなり野良クジャクの洗礼を受ける。
 で、早速カピバラ温泉へ。
 マァこれがえらい混雑で。そういや昨日のローカルニュースじゃどこもこやつらのことを放送していたが、きっと旅館で見た人たちが「明日はカピバラ見に行こう!」と予定をダイナミックに変更させてここに来ているに違いない(笑)
 ちなみに、今年は伊豆の様々な温泉の湯をブレンドしているそうで、今日は稲取の湯がポリタンクで注がれていた。
 もう少しのんびり見たかったところだがカピバラさんにまったりして過ごすのであった。
 そしてここにもゆるキャラが。
 カピバラの後は野良ペリカンに出くわしたり。
 さて、では続いてサボテンへ。
 ご存じの通り世界のサボテンがここに集結、といった感が。
 そして本日のメインイベント、サボテンつかみ取り狩りへ。
 様々な種類のサボテンが販売され、まさにサボテンマニアには涎がでる…か?
 ではここでお昼にしましょう。
 園内にあるギボン亭へ。
 シャボテン公園に来たのだから食べねばなるまい、サボテンハンバーグ。
 …特にサボテンの味はしないなぁ。サボテンの味がどんなだか知らないけれど(笑)
 るぅ嬢はカピバラランチ。…一口食べたらただのお子さまランチのような。
 さて、ここで我々はもう一つの目的を達せなければならない。それは、
 国内で7羽しか飼育されていない、ハシビロコウのビルに会うのだ!
 ハシビロコウ、今やその人気たるやネット世界から現実世界にまで広がっていると言っていいだろう。その鋭い眼光、何時間でも微動だにしない精神力、魅力満載である。ではいざハシビロコウのいるバードパダライスへ!
 …気温が低いせいか、舎内でお休みであったorz
 しかし他の鳥は健在。ちなみにここシャボテン公園の特徴は先ほどの野良クジャクに代表されるように多くの動物が放し飼いにされており、来園者はその合間を歩いていくという距離間0が魅力である。うーむ、侮りがたし、シャボテン公園。
 で、るぅ嬢はハシビロコウグッズをしこたま買い込むのであった。

とかくぎりぎりにならないと動かない性格で

 本日は単独行動、清澄白河ヘ来ました。
 目的は勿論…
 会期が8日までと迫った館長 庵野秀明 特撮博物館である。
 昼間は混雑するだろうと会館直後に着いたのだがすでに行列。
 しばし並んで入館。
 展示は懐かしのというか物心つこうかどうかの時代の特撮作品で使用されたミニチュアや設定資料などがこれでもかとひしめいていた。思っていたより大きなものが使われていたのね。
 特撮といったらやっぱりスカイツリーなんかじゃなく東京タワーだよね(笑)気分はゴジラかウルトラ怪獣か。破壊された街中のミニチュア世界へ入り込むという経験はなかなか貴重であった。

アクアワールド大洗水族館

 という訳でアクアワールドに。
 まずはイワシが廻っております。
 「さっきは皿に載って回ってたよね」
 そういうことはいうてはならん。
 ここにきた最大目的はこれ、カピバラさんである!
 …まるで動かない、動画で撮る意味がない。
 丁度ペンギンの餌付けに出くわした。
 では本格的に水族館の中を見てみよう。
 いつでもクラゲには癒されるものがある。
 どうやら最近人気上昇中らしいチンアナゴ。その要因は…
<%=youtube 'ogdRtrBPIAE'%>
 このチンアナゴの歌にあるらしい。
 こちらも一部の皆様に人気があるらしいエトペリカ。
 最後にもう一度カピバラを見に行くが…さっきからまるで動いた形跡がなかった。
 といったところで終了~。
 なおるぅ嬢はチンアナゴグッズを買い求めていた…。