さらに自転車をこぐ

 腹も膨らんだところで今度は北西の丘へ向かいます。
 るぅ嬢命名「パラソル犬」(笑)
 北西の丘へ来ました。景色はいいのですが…。
 るぅ嬢ここで体力が限界に達したようで。
 ひたすら麓に向かって下り坂を降りていき、るぅ嬢は駅へ、そして私は…
●富良野線 美瑛-美馬牛
<%= scrollmap'43/34/19.801,142/27/39.779 scale:70000' %>
携帯用地図

 今朝方タクシードライバーのおばちゃんお姉さまに教えていただいたポイントで撮影。
 さて、無事に撮影は終えられたのですが…我々が乗る列車の出発まで残り20分(汗)この短時間のうちに駅まで戻り、自転車を返却しなければ!
 となれば電動アシスト全開、チェーンよもげよとばかりに駅まですっ飛ばす!
 …5分で着いた。

ラベンダー畑

 美瑛から富良野線で移動。次の目的地は中富良野のファーム富田、シーズン中はすぐ近くにラベンダー畑駅が営業しているのであら便利。
「…止まらない」
 駅でもらった時刻表を眺めていたら臨時のトロッコ列車しか止まらないようである。
「仕方ない、中富良野駅から自転車を使おう」
 るぅ嬢世界が終わるような表情です。
 駅からちと歩いて町役場の近くにある貸し自転車屋へ。…前にもここで借りた事あるような。
 で、まぁ中富良野といえばふらのちゃんな訳で。
 自転車を走らせる事しばし、ご存知富田ファームへやって来ました。
 花より団子(笑)ソフトクリームもいいがとろとろプリンも旨し。
 で、ここで撮影タイム。
富良野線 西中-中富良野
3/25/2.194,142/25/47.831
携帯用地図
 ファーム富田内のトラディショナルラベンダー畑からの撮影。作例では建物が入っているが、姿勢を低くして道路や建物を入れず、望遠で撮る例も。

駅へ戻る

 ファーム富田を後にして、…るぅ嬢最早わずかな上りも上がっていく事ができません。何とか自転車屋まで戻る。
 再び中富良野から富良野線に乗り込み、終点富良野で乗り換え。
 側線に留まっている車輌など撮影していたら発車ベルらしきものが聴こえてきたので慌てて飛び乗る。
 ここからは根室本線の乗客。
 途中の幾寅駅、カメラを向ける乗客がいるので何かと思ったら、鉄道屋の舞台、幌舞駅として使われた駅なのね。運転手さんもサービスで停車時間延長。

 列車は狩勝峠を越えて終点の新得へ。

せきぐち

 新得といえばそばである!ちなみに新得を走る国道は別名そばロードとも言われ、その周囲はそば畑が固めているのでありました。ここはそば屋へ行かねば意味がない!
 最初行こうとした店は…定休日だった(泣)
そこで駅前にある食事処せきぐちへ。
<%= scrollmap'43/4/49.369,142/50/14.192 scale:25000' %>
携帯用地図
 名物の天ぷらそば定食を。こちらのお店はそばが太いのが特徴。新得産そばはなかなかいけますな。ちなみに駅構内のそば店もこちらのお店の経営ですので、列車旅でも同じ味がいただけます。

YORKSHIRE FARM

 今夜はここ、新得で宿泊。例によって駅前からタクシーに乗車。…北海道に来て初めて男性ドライバーだった。
<%= scrollmap'43/8/5.249,142/50/49.555 scale:250000' %> 本日の宿はヨークシャーファーム。その名前の意味するところは…
 ひつじ~。
 そう、建物裏手の広大な敷地で羊を飼育しているのであった。
 ヨークシャー地方なんて単語が頭に浮かんだのは中学生以来でしたが(笑)。
 ちなみに、羊に近付くためには羊が逃げ出さないように工夫された柵を越えていかなければならないのだが、たまたま外で作業をされていた宿のおばさんに教わったのですが、
「日本語が通じてよかったよ」
 最近こちらで泊まる方、日本人よりチャイニーズな方の方が多いんだそうだ。
 と、いう訳でベットについてからも「めぇ~~~」と鳴き声が聴こえてくるのでありました。決して江戸屋小猫師匠が耳元でささやいているのではありません(笑)

そろそろ異変に気付いてきた

 宿に着いたあたりから、どうもおかしいと思っていたのだが…

  腕真っ赤。

 美瑛、中富良野と自転車をこいでいたら、いつの間にやら焼き尽くされていた。

 結果…


「BJ先生、先生しかこの子を助ける事は…」
「手術費として3000万」
(中略)
「その言葉が聞きたかった…」
 …といったやり取りがあったかどうか走らないが、るぅ嬢に腕を冷やしてもらうのであった。

ほっかいどー1日目 北の大地上陸編

北の大地へ

 前からるぅ嬢が「北海道に行きた~い」言っておりまして、本日から出かけてまいります。
 朝一番の飛行機を取りましたので夜明けと共に起床。そしていざ空港へ!

 待てーーい!!

 しかも機体整備って理由は何なんだ!お兄さん暴れちゃうぞ!!
 …と暴れても仕方がないので素直に振り替えの飛行機に乗るためターミナル間大移動。もう二度とAirDoには乗らないからな(笑)

機上にて

 出発が1時間近く遅れた上に滑走路は離陸待ちの飛行機が数珠繋ぎになっております。
「♪一歩進んで前ならえ~」
「ピ○ゴラスイッチ~」
 …などという余裕もやや薄れ、本日の日程の変更を協議。当初はまず札幌でクラーク先生に会いに行く予定でしたが…あっさり切る。まったく、大志を抱かない人たちだ(笑)

向かうは聖地

 という訳で数年振りの北海道上陸で千歳到着。道内フリー切符を購入し札幌へ移動。
 札幌駅からは地下鉄で移動。そして向かった先は…
 onちゃんキターーーッ!!
 そう、我々にとってはクラーク先生よりもこっちの方が重要なのだ!!


 中に入ればそこには数々のどうでしょう関連の展示が。ここでonちゃんグッズやらどうでしょうグッズを買ったり警備員さんにカメラ持たせて記念撮影したり(やりたい放題やな)。
 そして次に移動した先は勿論…
<%= scrollmap'43/1/27.341,141/22/41.754 scale:25000' %>
携帯用地図
 全国どうらー憧れの聖地、平岸高台公園である!思わず「今晩は、水曜どうでしょうです」と言ってみたくなりますな。
 ちなみに我々が滞在中にも別のどうらーの方々がやって来たり。

札幌名物味噌ラーメン

 聖地を後にし、地下鉄で市内へ戻って大通で下車、ではお昼にしましょう。
<%= scrollmap'43/3/23.366,141/21/26.306 scale:10000' %>
携帯用地図
 札幌といえばもちラーメン、その中でも味噌ラーメン発祥の店だという三平へやって来ました。
 …店はビルの二階にあるそうなのですが何かこのビル文具ばっかり売っているのですがホントにラーメン屋入っているの?
 しかし底に厳然と店はあった、行列付きで(笑)

 割と回転早くすぐに着席、そして頼んだのはシューマイと味噌ラーメン。シューマイはどことなく小龍包っぽい感じ。そして元祖味噌ラーメンは、やはりうまうま~。あまり味噌を感じないのですがスープだけ飲むとやっぱり味噌ですな。

札幌名所めぐり

 腹も膨らんだところで、では市内観光へ。
 まずは手近な大通り公園へ。テレビ塔が立っていますな(当たり前だ)。
 そして次に向かったのは…

 キターーッ、日本三大ガッカリ名所の誉れも高き札幌時計台だ!
 初めてみたるぅ嬢、「これはがっかりだ!」
 しかし、「がっかり名所でがっかりしないとそれもまったがっかりだし…」複雑な乙女心(笑)
 折角なので中へ。するとるぅ嬢、早速ゆるキャラ発見!「とっけ」と「時計大臣」だ!!…二種類もいるのかよ!(笑)そして、当然のようにグッズ購入。
 そしてその後、るぅ嬢、飽きずに時計台の構造をしげしげと眺めております。
 マァ、ずっとじっともしていられないので移動~。
 時計台からちょっと移動して旧北海道庁。マ、そんなとこで。

涼茶漬け&3色SUSHI+1

 札幌駅立売商会/1100円
 2007年夏の駅弁コンテストグランプリに輝いた駅弁だそうです。まずはサーモン手まり、カニマヨ巻き、タコいなりの寿司をいただきます。そしてここからが本番、だし汁を加えて冷やし茶漬け~。御飯は道産米ワカメご飯、具は枝幸産煮ホタテ、網走産いくら醤油漬、アスパラ、南高梅。いやさっぱりサラサラいただけます。バテ気味の夏にはいいですね。最後のデザートは水饅頭です。

車中

 ナニ、どこがおやつだって?いやいや、三時のおやつが駅弁なのは旅の常識でしょう。
 …マ、折角のスイーツ大陸でおやつが駅弁では一般受けが悪いでしょうから…



 生キャラメル参上!!
 ここで話は数刻前にさかのぼる。
 札幌駅で地下鉄に乗り換えようとした我々は地下街に降りた。するとそこには…花畑牧場のショップがあった。見ると賑わってはいるが特に待つようでもなし…そして、買ってしまった。
 …以外と我々もミーハーだのぅ。
 して、そのお味は…
 オォ、確かにこの口の中ですっととろけていく食感は新しいかも。味もいいぞ。一部じゃ悪評が立っているようだがこれは食べて損はなかろう。…値段さえ高くなければ。

ペンション星ヶ丘

 旭川で富良野線に乗り換え。地元高校生に混じってしばし揺られると、

 美瑛着。
 ここから今夜の宿へと向かいます。宿は当然ながら市街地からは離れているので、奥義「たくしぃの術」を発動。乗ったらドライバーの方は女性だった。
 市街地を抜ければそこはいかにも美瑛といった感のある丘が連なっています。
<%= scrollmap'43/33/48.084,142/28/43.202 scale:70000' %>
携帯用地図
 ペンション星ヶ丘であります。
 「たのも~う!」(違)
 すると宿の大将がお出迎え。この後、この大将の底知れぬ深さを知るとは、まだこの時点では知る由もなかったのだ…。

夕食、そして核心へ…

 一休みしたら夕食である。

 食堂へ行くと早速大将のスピーチが。
「前はお客さん同士をご紹介していたんですけど最近はいろいろうるさくなりましてねぇ」(アラ残念)
 さらに食堂横に鎮座する自動演奏ピアノが(あるんですよ!)「ア~ア~アアアアア~」と北の国からのテーマを奏でたり。そして…


 帆立うまいよ、アスパラうまいよ、肉は普段の安肉と比べ物にならないよ。アァ感激。
 この間も大将、料理の説明をしたり写真撮影のサービスをしたりと立ち回っております。すごいもんだ。

 食後、食堂横に置かれている…レイアウトやらオーディオ機器を眺めて…。
 そう、レイアウトである!小海線だそうです。一体どんだけ多趣味なのねん。というかぱぱネットメンバーが束にならないと敵わないのでは…。
 しかし、大将最大の趣味が花開くのはこの後であった。

 夜もやや深まった午後九時、我々は宿の横にある建物に集まった。

 天体観測である!

 自動追尾システムも完備しております。
 ちなみに観測ドームの入口にはファイルされた天文ガイドのバックナンバーが山になっておりましたとさ。
 そして大将、
「今日は月も明るいし水蒸気も多いから東京と同じ程度しか見えないなから」
 いやそれでもこっちよりは多く見えていますがな。これは「普段はもっとたくさん見えるんだぜぃ」という大将の自慢に違いない!
 という訳で連星などを観測。ただ残念ながら途中で雲が出てきてしまって終了~。
 ちなみに、大将いわく
「この前月を見せたら「こんな明るい月を望遠鏡で見せるなんてとんでもない!」とブログに5ページに渡って書かれてしまいました」
 ウン、確かにそうなのかも知れないが、いずこの世でもヲタとはねちっこいもので(笑)