earlybirdさんはいくらソフトバンクからもらったの?というブログ記事。コメント欄との温度差が笑えること。
俺的には、(オレンジプランなども含めて)携帯電話の複雑さを絶望的に増大した、という以外の感想はないんですがね、今回のソフトバンクの”テロ”は。そもそもテロってのは組織的暴力行為という意味以外にはなく、最近のApple Computerの戦略を指して言われるような”破壊的再生”というニュアンスは欠片も含まれてないと思うんだけど、まあ記事書いた奴の脳みそが伺いしれる単語ね。
まあ馬鹿っちゃー馬鹿なんだろう。それでも消費者としてはバブル前よりは多少賢くなっていると俺は思いたいね。高いものだから金を払う、というバブル時代の消費行動は明らかに異常だったから。
俺の属している家電業界を見ると、最近は高付加価値商品が花盛りです。ロボットエアコンとか、大容量ドラム洗濯機とか、薄型大画面テレビとかね。で、それらはそこそこ売れている。つまり今の消費者は、価値さえ認めれば高くても買うということは明らかでしょう。
キーワードは、(1)最も貴重なリソースである時間の節約(※作業時間だけでなく考える時間も含む)、(2)もう一つは個人のライフスタイルに合わせられるカスタマイズ性、だと思いますけど。
携帯電話で言うなら、ソフトバンクには真っ先にSIMロックの解除とインセンティブという悪習の撤廃をお願いしたいですな。TPOに合わせて端末すら選べないなんてアフォかと。 実はソフトバンクは スーパーボーナスでも混乱を巻き起こしている訳ですがね・・・新ゴールドプラン含めて、これだけの内容を現場の販売員が数十分程度で余すことなく伝えられると思いますか?
テロという表現は言い得て妙ですな。テロリズムによって携帯電話業界という多民族国家が混乱すれば混乱するほど、WILLCOMという小さな村が魅力的に思えてくる。MNPに巻き込まれなかったことは、逆にラッキーな事だったのかもしれないね。
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