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kuma Diary

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2012-10-06(Sat)

_ とかくぎりぎりにならないと動かない性格で

 本日は単独行動、清澄白河ヘ来ました。
 目的は勿論…
画像の説明 会期が8日までと迫った館長 庵野秀明 特撮博物館である。
 昼間は混雑するだろうと会館直後に着いたのだがすでに行列。
 しばし並んで入館。
 展示は懐かしのというか物心つこうかどうかの時代の特撮作品で使用されたミニチュアや設定資料などがこれでもかとひしめいていた。思っていたより大きなものが使われていたのね。
画像の説明 特撮といったらやっぱりスカイツリーなんかじゃなく東京タワーだよね(笑)気分はゴジラかウルトラ怪獣か。破壊された街中のミニチュア世界へ入り込むという経験はなかなか貴重であった。

_ 巨神兵東京に現る

しかし、この特撮展、最大の見所はやはり新作映像、「巨神兵東京に現る」である。

わずか9分ほどの作品であるが、…圧倒された。

ストーリーは火の七日間、その第1日目の東京を描いたものである。作品の目的の一番は現代日本の特撮技術を実際に見せる、ということになるのだろうが、林原めぐみ嬢の淡々とした語りで進む映像は日常世界に突然現れた巨神兵という非日常、その姿を携帯で撮影するという行為で昨日までの日常が永遠に続くと信じ込む人々を描き切り、さらに街を破壊する巨神兵の姿のその先にはナウシカの世界という新たなる日常へと繋がる様を見せつけた。

現在特殊映像はCGが全盛である。しかし今回の映像がここまで迫力と説得力を持ちえたのは単なるデータではなく、ミニチュアといえども質量と物理法則が適用される物質そのものであるからではないかと思えるのだ。

勿論技術面も十分注目してもらいたい。作品上映の後にメイキング紹介のビデオがあるのだが、今見たものすべてが実際に撮影された映像でのみ構成されており、その裏側で映像を表現する為に使われている技術は驚きと感心という他はない。

「巨神兵東京に現る」、単なる特撮技術のプロモーション映像ではなく、特撮の次世代の可能性を感じさせるに十分な作品であった。

なお、今回の作品、スタジオジブリ作品である(笑)

_ 本場ものを食べよう

 折角なので深川めしでも食べていこう。
画像の説明 で、駅からの道すがらに見かけた深川宿という店に吸い込まれる。
 このとき、値段の4桁目を見落としていたのはここだけの秘密だ(笑)
画像の説明 で、こちらがお品 味噌仕立てと炊き込みの2種類の味を楽しめます。  ちなみに食べている間に店の前に行列ができていたので割と知られている店なのだろう。
画像の説明 帰りに佃煮屋でみやげでアサリの佃煮など買っていく。

_ ちなみに

画像の説明 現地は案山子祭りとかで、あの地平線が輝いていた。

_ 夕飯

画像の説明 佃煮ナリ。