ともりんのひみつ?日記

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2019年07月02日(火)  チリ日食 4日目
本日は、いよいよ日食当日。1人残ったホテル(マンション)で迎える朝は、やや雲のある空でした。寒流の影響か、日本のやませのような雲のように感じました。一方、その寒流-フンボルト海流-はチリに乾燥をもたらすとのこと。お蔭で、昼前には見事な晴れに。
昨日のピザを食しつつ、準備完了。といっても、昨日より機材動かしていないので、連続食分用の三脚をたてるだけでしたが(笑)。意中は記念灯台。このために1人残るようになったようなもの。願うはきちんと構図内に入ってくれること。
午後になりいよいよ本番へ、しかし気持ちが切れていました。待ち時間が長すぎです(笑)。それで、この後、大失態を犯すことに(汗)。始まり前にリストを確認。そもそも、国立天文台の予報時刻がチリ標準時(UT-5h)で、ラ・セレナの時間(UT-4h)と違っていたので、大混乱に(汗)。しかも、日本と12時間前後という時差にも混乱に拍車が。
第一接触(日食)が始まる前には眼下の海岸には数万人に(汗)。ものすごい数に慄くほど。そして、こちらは高みの見物ができましたが(笑)。昨日街中で見かけた大道芸人が芸を披露していました。それも各所で(笑)。人が集まるので、警察ヘリ消防ヘリが15分おきくらいに巡回していました。こうして、日食開始!!

「記念灯台を経過する日食」
Nikon D610+Ai NIKKOR24mm(F2.4→4)
13時49分から17時54分【現地時(UT-4h)】を5分間隔(皆既の前後のみ10分間隔)で撮影(1/60〜1/2秒 ISO200)したものを48枚(比較明)合成
皆既は、16時39分51秒【現地時(UT-4h)】1/2.5秒
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
記念灯台(Faro Monumental)をモチーフに日食の連続写真を撮影。多くの人が、(そのスマートフォンの明かりなど)写り臨場感を生み出してくれた。
そして、その場で見ているような本影錐も印象的になった。

「全行程」
タカハシFS60CB(D=60mm f=355mm)+Nikon D850
15時19分から17時49分【現地時(UT-4h)】を10分間隔で撮影(1/8000〜1/80秒 ISO100・200)したものを16枚(比較明)合成
皆既は、16時39分31秒【現地時(UT-4h)】30秒 ISO100
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
望遠鏡で撮影したものを一枚にまとめてみた。しかし、皆既中にフィルターを外し忘れてしまったのは残念なところ。しかし、極小期のコロナも写すことができた。
第三接触(16時40分36秒【現地時(UT-4h)】)
川の移動>(1時間間隔で撮影、海岸線が沖に進んでいくことが分かる)

第二接触前までは大興奮群衆でしたが、第三接触後はやや大人しくなったように感じまし(笑)。初めて見る皆既日食に、何やら宗教的なものを感じたのでしょうか。
しかし、第三接触後は帰宅を開始される人々大渋滞が発生していました。そんな中、大道芸は健在でしたが(笑)。

夜遅くなって、内陸部のキャンプ場で観測されていたメンバーがホテルに帰着。何でも日食渋滞に巻き込まれたとのこと。お疲れ様でした。こちらも大成功だったようす!

こうして、雄大な天文ショーを堪能できました4日目終了。5日目に続く。

ラ・セレナ泊
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コメント
  • Hira(2019/07/08 22:22)
    見事な連続写真!好天で良かったですね。
  • ともりん(2019/07/09 03:08)
    ありがとうございます!
    最初から最後まで雲に邪魔されなかった初めてだったように思います(笑)。
    記念灯台は、2日間ホテルに(1人で)引きこもりしたかいがありました。
    もとより、ここを予約してくださいましたF先輩には感謝しきれません。
  • ともりん(2019/07/31 03:28)
    「記念灯台を経過する日食」が星ナビ9月号(8月5日発売)の表紙に採用されることになりました。
    お手に取っていただけますと幸いです。
Name   Message   

2019年07月01日(月)  チリ日食 3日目
前日は30時間ほど起きていたのですが、いよいよ明日に迫った日食の為か、今朝は夜が明ける前に起きてしまいました。ホテルとなったマンションの部屋、東側の廊下にでると細い月を見ることができました。

「日の射し込む部屋のガラスコップ」
7時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 52mm(35mm版) 1/25秒 f8 ISO800
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
キッチンにあったガラスコップ。色彩のあるコップがアクセントになった。

「夜明けmajicaの街」
7時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/10秒 f6.3 ISO800
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
エルキ川の先に見える郊外の街に訪れる夜明け。日本では少ないナトリウム灯が印象的だった。

「夜明けを迎えた記念灯台」
7時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】28mm(35mm版) 1/3秒 f5.6 ISO40
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
明るくなってからも記念灯台(Faro Monumental)を撮影。

本日は観測地の下見と、前日リハーサル。観測地にむけ、メンバー全員で、バスにて移動。街を出ると、すぐに原野が広がりました。沿道では、皆既日食の看板を散見しました。

そして宿泊地から1時間ほどで、観測地となるキャンプ場に到着。ここで宿泊もできるとのこと。2ヶ所も予約していたことに、Fさんに感謝です。入り口のバーは、自分で開けるようでした(笑)。内陸で、しかも冷え込んだようで一面になども広がっていました。着後、観測に適した場所の探索へ。その最中、ハチドリを発見した先輩の横で、それを撮影。初めて吸う姿のハチドリを撮影することができました。

「ヤシ屋根の下で」
9時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/125秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
ヤシの屋根の下にあるテーブルと椅子。ここで飲み物を取ると気持ちがよさそうでした。

「ブランコ」
9時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 170mm(35mm版) 1/160秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
ブランコのイスの形状も日本のものとは違い印象的だった。

「石堂のマリア像」
9時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 44mm(35mm版) 1/400秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
遠くからでも十字架が目立つ小さな祠の中にはマリア像があった。

「儂のじゃ」
9時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 36mm(35mm版) 1/250秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
さび付いた自転車、そして枝を切られた断面がまるで目のように見えた。

キャンプ場で散策中、レストラン朝食を取ることに。チーズアボガドが印象的でした。観測は、コテージで宿泊もできるこのキャンプ場で行う方向に話が進みました。私も気にはなりましたが、宿泊部屋から見える記念灯台とても気になり悩むことに。
食後も散策。敷地内には面白い物があり、メンバーの方と放置されたベッドについて質問すると、パワーアップベッドなのだそうです。大地のパワーを得られるとか何とか。

「風車」
10時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】 68mm(35mm版) 1/400秒 f8 ISO250
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
夏季には乾いた風を受けそうに感じた。

「ゲイラカイト」
11時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 52mm(35mm版) 1/25秒 f8 ISO250
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
施設内の建物内にあったもの。チリの国旗柄が面白かった。

「守り神」
11時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 38mm(35mm版) 1/125秒 f8 ISO250
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
守り神なのだそうです。犬のようにも見える愛嬌のある顔がよかった。

「エルキ渓谷の英雄」
11時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/400秒 f8 ISO250
チリ共和国コキンボ州
<コメント>
ラ・セレナにも通じる川の渓谷の英雄、その名はゴロというのだとか。

悩んで、悩ん〜で、悩ん〜〜で、私は宿泊地で観測することにしました。リハーサルも行っていない状態なので、記念灯台と上手く日食が絡むか、賭けにも判断でしたが、私は(普段はあまりしないような)「賭け」にでることにしました。あの記念灯台青い海が印象的だったので。自分的には、あまり悩んでいる姿を出していないつもりでしたが、メンバーの皆様にはだいぶ悩んでいる姿が印象に残してしまったようで、ご心配おかけしました。

観測機材移動と、買い出しのため、ラ・セレナの街へ。帰りのバスも原野の中を走りましたが、時には緑の大地も。野菜栽培かな。水源もあり、沿線では果物売りもいました。
そして、条件のよい内陸側にむかう車で渋滞が起こり始めていました。国内線のフロリダ空港、その建物前を通って、しばし後に街の中へ。

買い出しは、ラ・レコバ市場(Merc-ado La Recova)にて。市場内の噴水では日食の文字が。また、隣接のサン・アグスティン教会も美しかったです。

「市場を彩る」
12時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/30秒 f8 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
ラ・レコバ市場(Merc-ado La Recova)内のマーケットの花屋さん。乾燥した大地でも多くの花があることに驚いた。別の花屋
さんも(許可を得て)撮影。
同所にてのお菓子さん、

「我、寝る」
12時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 45mm(35mm版) 1/400秒 f8 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
市場敷地内で、人通りもまったく気にせず眠っていた。別の犬。このように街の中には多くの犬がいた。

日食T-シャツ日食メガネも売られていまして、このうち、メンバーの方と日食T-シャツ購入しました。
などとやっているうちに時間が無くなってしまい、慌てて買い物へ。私はビール(350mL×24本)とピザ(1枚)を購入。これで2日間を乗り切る予定。

「街にある踏切」
13時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/50秒 f8 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
街にある踏切。人が入り動きのあるものになってくれた。

宿泊地に戻り、メンバーの何人かの方が機材を移動。そして、バスを見送りました。ここから部屋に閉じこもりました。私は、スペイン語が話せないので。

本日も(乾燥地方特有の)良い天気になり、廊下側の山の方向や、部屋側の海の方向、ともに素晴らしい光景が広がっていました。そして、機材を展開しました。
堅いコンクリートに、雨の心配のないベランダ、テーブル&イスが(複数)ある、そして9階から見下ろすように広がる海、過去の自分が(多くはないが)経験した日食の中で最も贅沢な環境でした。部屋から見るとこんな感じリビングから見るとこんな感じでした。

「部屋に差し込む光」
17時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/25秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
幾何学的な物が多い部屋に窓枠などが幾何学的に写り、印象的な物になった。

「太陽の連続写真」
18時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】 24mm(35mm版) 1/3秒 f4 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
14時18分から16時48分まで(ほぼ)5分間隔で撮影した。

こうして、リハーサル終了。想像していたより、構図的太陽がいい軌道を描いてくれました。上記は写真的に、いろいろ間違え失敗作に(汗)。まぁ、そのためのリハーサルなので。ただ、激しく違和感を覚えるものもありました。これが、翌日に判明するとは。。。

「海に沈む太陽」
18時頃【現地時(日本時間 -13時間)】 150mm(35mm版) 1/250秒 f8 ISO200
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
乾燥帯なので、水平線に沈む太陽が見られた。日没を見に来た人々を入れるために縦構図にした。
また、翌日に控え、監視用のヘリも飛んでいた。

「夕暮れの記念灯台」
18時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 1/2秒 f5.6 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
記念灯台を日が沈んだ後でも撮影。

「夕暮れが迫る」
18時半頃【現地時(日本時間 -13時間)】 28mm(35mm版) 3秒 f6.3 ISO400
チリ共和国コキンボ州ラ・セレナ
<コメント>
海岸の先に、暮れゆくコキンボ(Coquimbo)の街が見えた。

翌日にむけて、機材を移動しなくていいのは(極軸をあわせ直さなくてもよいので)本当に助かりました。
そして、夕食を取ることに。レンジを温めると、TVみたいになりました(笑)。

こうして3日目終了、4日目に続く。

ホテル⇔観測地(下見+観光) ラ・セレナ泊
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