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kuma Diary

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2014-01-17(Fri)

_ 六角家

2軒隣に新たなラーメン店が出来ることになった六角家。その前に一度食べておこうかなと思い寄ってみた。

マァこんな味だったかな~、と。

さて、この六角家ができてもう20年以上経つのだが、ちと当時の状況を思い出してみた。

当時、自分にはお気に入りのラーメン店があった。「さつまっ子」という店でチェーン店であったと思われる(当時都内で同じデザインの店を見かけた記憶がある)。現在でも同じ名称の店が他にあるが当時と同じ系統の店であるかはわからない。

さて、当時はまだとんこつ味のラーメンは珍しかったし、またその店で出す餃子、それと納豆ご飯がこれまた旨く、ちょいちょい店に通っていたものであった。

そんなある日、六角家がさつまっ子の道路を挟んだはす向かいにオープンした。で、開店初日か翌日ぐらいに食べに行ったのだが、そのときの感想は自分でもよく覚えている。

「さつまっ子と同じ味じゃないか」

しかも(今もそうだが)器は油でギトギト、持っただけで手が汚れた。餃子などのサイドメニューもなし。という訳で私は再びさつまっ子に通うようになったのだが…。

程なくして六角家を紹介する記事が新聞に掲載された。他の地で評判だった(確か本牧だったと思う)店をやってた人がしばらくやめたと思ったら六角橋で店を出したというものだ。

当時は当然ネットなどなく新聞の影響は(たとえそれが地方欄であっとしても)大きかった。それから六角家は連日行列が出来るようになった。新聞を読んだ人がそこまでいたのか、それとも前の店からの常連が新聞を読んで来るようになったのか、問題なのはその行列と反比例するようにさつまっ子の客が減少したことだ。

(六角家の開店前に時を同じくしてもといた店長から別の店員に代わって愛想が悪くなったという印象もあったが)

そしてさつまっ子は撤退していった。

という訳で自分は六角家に対してはあまり良い印象を持っておらずその後もあまり寄りついていない。

さて、時は巡りラーメン博物館に出したりカップめん作ったりしたが、今度は自らが受ける番か。如何な展開になるか、中の人は大変そうだが外野は野次馬根性で見守るのであった。